ロスルド氏はありふれた気体を使い、そこへ恒星や超新星周辺の環境を再現するための電圧をかけることで、ごく少量ながら宇宙のちりをつくり出した。研究の成果は米天文学会の天体物理学誌「アストロフィジカルジャーナル(ApJ)」に発表された。
宇宙のはじまりは、静かにゆっくりと進んだ──。長い間、そう考えられてきました。 【画像】衝突を続ける銀河 ...
起きる可能性は限りなく小さいが、万が一起きてしまったら宇宙が壊滅する──。物理学の理論から予測される最大の災害が「真空崩壊」だ。宇宙のどこかに生じた小さな泡が光速で広がり、宇宙全体を飲み込んでいく。これは一体、どういう現象なのだろうか?  まず「真空」とは何かを説明しよう。何も存在しない空っぽの空間を想像するかもしれないが、物理学では、「場のエネルギーが最も低い状態」を意味する。場というのは、 ...
マサチューセッツ大学の研究チームは、爆発の引き金となる未知の素粒子「ダーク電子」を内部に抱えた原始ブラックホールが爆発することで、超強力なニュートリノが宇宙へ放たれたという新説を発表した。
これは2025年に宇宙で起こったことの中でも最大の「ミステリー」と言えるだろう。ブラックホールはどうやって恒星を破壊したのか? そしてどのようなブラックホールであれば、そんなことが可能なのだろうか? 世界中の天文学者たちが、25年7月2日以降、この"未解決事件"の解明に取り組んでいる。その日、彼らのもとに、米航空宇宙局(NASA)のフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡がガンマ線を検出したとの知らせが届 ...